イマドキの学生目線のパンフレットとは?

この病院に入職したら、自分はどんな人になっているのかな?
患者さんやその家族の気持ちに寄り添い、サポートができる看護師になれているかな?
仕事もプライベートも充実した、イキイキした日々を過ごせているかな?

期待と不安が入り混じるなか、自分の将来を思い描きながら、たくさんの病院を調べて比較して… いろんなことを気にしながら、看護学生たちは就職活動に励んでいます。

ターゲット(学生)はどんなキャラクター?

SNSを使いこなすがゆえの承認欲求と失敗への恐れ

Z世代はいろいろなSNSを使いこなして最適な答えを探す世代。
SNSによる情報発信をメインとしているので、他の人と比べやすい状態になります。
だから、自分の選択の方が劣っているのではないか…という劣等感も同時に感じやすく、
「失敗したくない」「正解を出したい」と考えています。

効率重視で成果を求める

またZ世代はタイパ(タイムパフォーマンス)やコスパ(コストパフォーマンス)を重視しているので、時間やコストをなるべくかけずに成果を早く手に入れたいと考えます。非効率な作業は避け、最低限の時間と労力で、高いパフォーマンスを発揮したいと考える傾向があります。

お互いの価値観を尊重し合いたい

幼い頃からインターネットやSNSに慣れ親しみ、さまざまな人々の多様な価値観を目にしている世代です。多様性を重んじ、お互いに価値観を尊重し合えるような関係性を好む傾向があります。

採用パンフレットが伝えること

理念・ビジョン

理念やビジョンに共感できるかは、応募や内定承諾、ひいては入職後に活躍するかどうか重要なポイントです。共感してほしい価値観や考え方を効果的に伝えます。

一日の仕事の流れ

仕事内容の理解を深め、入職後の生活をイメージさせます。

先輩の声やスタッフインタビュー

実際に一緒に働くスタッフはどんな人柄でどんな雰囲気なのか、リアリティを感じさせます。
特に歳の近いスタッフの声や学生時代のエピソードを盛り込んだ内容は、より親近感が湧き、学生の共感を得られます。

保護者へのアピール

とくに新卒学生の場合、保護者が応募先や就職先を気にしやすい傾向にあります。採用パンフレットは保護者にも手軽に見せやすく、応募あるいは就職先を説明する上で役立ちます。

まとめ

採用パンフレットは、新卒採用を成功に導く重要なツールです。単なる情報の詰め合わせになってしまうと、魅力を伝えることができません。
病院の理念やビジョン、雰囲気、そして何よりも「一緒に働く仲間」の魅力を伝える、なくてはならないアイテムであり、読み手となる看護学生のニーズに応えたものであることが求められます。

次世代を担う人材である学生たちを惹きつけ、メッセージを心に響かせる。そんな素晴らしいパンフレットづくり、ぜひ私たちも一緒に取り組ませていただければと思います!