看護部パンフレットに掲載すべき情報7つ|制作事例を交えて解説

Alt="看護部 パンフレット 制作"

「そろそろ看護部のパンフレットを更新しないと…」と思いながらも、写真の差し替えや内容の見直しが面倒で後回しになっていませんか?

看護部のパンフレットは、求職者や新入職員にとって病院の顔となる大切なツールです。わかりやすく魅力的なパンフレットを作成することで、看護部の強みや働きやすさを伝えられ、採用活動にも大きく貢献します。

この記事では、採用に効果的な看護部パンフレット制作のポイントを、事例を交えてご紹介します。

看護部パンフレットに掲載すべき情報

パンフレットを作る際に重要なのは、「ターゲットに伝えたい情報が明確になっているか」です。以下の要素をバランスよく取り入れましょう。

外せない情報 編

① 病院の理念・看護部の方針

看護部の目指す方向性を明確にすることで、求職者に共感を得やすくなります。どの病院もも同じような表記になりやすい部分だからこそ、看護部長さんからのメッセージにきらりと光るものがあるといいですね。
例:

  • 看護部の理念・ビジョン
  • 大切にしている価値観(チームワーク、患者中心のケアなど)
  • それをどのように浸透させ、体現しているのか(ここまで踏み込めるとGOOD)

② 働く環境・職場の雰囲気

実際の職場の雰囲気を伝えることで、「ここで働きたい!」と思ってもらいやすくなります。残業時間を減らす取り組みなどに言及されていると、仮に残業時間があったとしても「働き方改革に前向きな組織なのだ」と伝えられます。
例:

  • 看護師の1日のスケジュール
  • 現場の写真(病棟・スタッフの様子)
  • 先輩看護師の声(看護の特徴、働く魅力、やりがい)
Alt="病院 パンフレット デザイン 勝久会"
制作事例)医療法人 勝久会/16ページ/中綴じ冊子タイプ

③ 教育制度・キャリア支援

「どのように成長できるか」を明確に示すことで、新卒・中途の看護職が安心して応募できます。とくに中途採用が多い病院では、中途入職者のフォローがどのようにされているのか?がインタビューなどを通じて分かると安心できます。
例:

  • 教育制度や院内・院外の研修プログラム
  • 専門看護師・認定看護師のキャリアパス
  • 資格取得支援制度の紹介
Alt="看護部 パンフレット デザイン 沼津市立病院"
制作事例)沼津市立病院/12ページ/中綴じ冊子タイプ

④ 福利厚生・働く環境

ライフステージが変わっても働き続けやすい環境を整えていることを伝えることで、応募者の不安を軽減できます。新卒の看護職にとって産休・育休が身近でない場合も、一人暮らしにとっても住宅手当の貴重さをアピールすることも有効かもしれません。
どのような層の看護職を採用するかによって、情報の取捨選択・伝え方は大きく異なります。
例:

  • ワークライフバランス支援(時短勤務、育休・産休制度・職員の男女比や年代割合)
  • 住宅手当や院内保育所の紹介
  • 夜勤手当・休日勤務手当などの詳細(平均的な夜勤回数なども併記されていると嬉しいですよね)

ここまで掲載すると虜になっちゃう 編

⑤プライベートがイメージできる情報

全国から新卒看護師を採用する病院では、学生にとっては見知らぬ土地に飛び込む不安もあるもの。先輩や同期と一緒におでかけしたエピソードを掲載したり、病院付近のおでかけスポットを特集したりすることで、働きながらも暮らしも大事にするZ世代が安心できるパンフレットになります。

Alt="看護部 パンフレット デザイン"
制作事例)新百合ヶ丘総合病院「りりぶ」

⑥1か月の勤務イメージがもてる情報

看護学生にとっては、二交代と三交代の違いを知らなかったり、4週8休、完全週休二日制と説明されてもイメージできなかったりします。そのようなときは、実際の先輩看護師の勤務表を紹介してみるのも一つの方法です。
「夜勤明けの時間の使い方もいろいろあるんだな」「お休みの頻度はこのくらいか」とイメージでき、病院見学やインターンシップでのより具体的な情報収集につながります。

Alt="看護部 パンフレット デザイン 四国がんセンター"
制作事例)四国がんセンター12ページ/中綴じ冊子タイプ

⑦職場風土が伝わる情報

職場の雰囲気や風土を紙面で伝えるのはとても難しく、「職場見学でなんとなく伝わってほしい」と考えがちです。

しかし、あえて紙面に掲載することで、言語化してまとめる機会になり、職員にとっては「自分たちはこれを大事にしてきたんだ」「何気なくやっていたことだけど、すごいじゃん!」と認識するきっかけになります。病院外への広報を見直すことで、病院内への広報にもつながるということです。

看護部パンフレット制作をスムーズに進めるコツ

看護部のパンフレットの内容は、最新情報であることが望ましいものの「更新作業が面倒…」「何度も刷りなおしたくない」と感じる方に向けて、パンフレット制作のコツをご紹介します。

  • 定期的に更新する情報をリスト化しておく(スタッフの写真、福利厚生情報など)
  • 写真の差し替えが不要になるよう、被写体となってもらったスタッフからあらかじめ同意を取っておく
  • 差し替えが想定される情報は「別紙」やQRコードで補完する(募集要項など)
Alt="看護部 パンフレット デザイン 新百合ヶ丘総合病院"
制作事例)医療法人社団 三成会 新百合ヶ丘総合病院/16ページ/中綴じ冊子タイプ

パンフレットという紙媒体に乗りきらない情報は、HPにさりげなく誘導している例。

まとめ

看護部のパンフレットは、病院の魅力を伝える大切なツールです。写真やデザインを工夫し、わかりやすく魅力的な内容にすることで、求職者の応募意欲を高めることができます。

看護職の採用と定着を考える会では、採用に効果的な内容をご提案しながらの制作が得意です。

  • パンフレットの企画・データ制作~納品から、その後の写真や文章の差し替えまでフォローアップ
  • 最初に大量に印刷することも、年度ごとの修正を見越してこまめに印刷をかけることも可能

という特徴があります。
看護部の顔となるパンフレットを整え、魅力を最大限に発信しませんか?

採用パンフレット制作

看護職の採用と定着を考える会とは?

 各医療機関の抱える看護職確保の課題に対し、

  • 採用力を高めるように支援すること
  • 定着に向けた改善策をご提案すること
  • 各医療機関で協力し合える場をつくること

を通じて、業界全体で安定した採用ができるよう伴走しています。

効果的な採用ツール(パンフレット、ホームページ、合同就職説明会のブース装飾)のご提案・制作は得意分野ですので、サンプルをご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

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